経産省製造産業局の平工奉文次長は26日、日本の繊維産業が進むべき方向と取るべき政策「繊維ビジョン」(繊維産業の展望と課題 技術と感性で世界に飛躍するために)について6月下旬に次期繊維ビジョンの策定に向けたキックオフを開始し、年内に検討内容を取りまとめる」と明らかにした。
��安研の作業服・事務服・ユニフォームはこちら
経産省製造産業局の平工奉文次長は26日、日本の繊維産業が進むべき方向と取るべき政策「繊維ビジョン」(繊維産業の展望と課題 技術と感性で世界に飛躍するために)について6月下旬に次期繊維ビジョンの策定に向けたキックオフを開始し、年内に検討内容を取りまとめる」と明らかにした。
第一紡績は、大阪本社で開催した2007春夏新作素材展「快適原点2007」で、On Time Off Timeどちらにも快適なクールビズ素材として「本日快晴」シリーズをインナー向け中心に提案した。昨年の展示会の来場者数500人を上回る集客があり大好評だった。
両毛産地の3社がサプライチェーンを結成、産地活性化事業の1つとして、肌に優しいシルク使いの寝具をトータルで商品化した。
ブランド「ル・ベルソ・ブラン」を立ち上げて自らインターネット販売を行うほか、通販ルートも開拓した。それらに続きアパレルルートではカインドウェア・プラナへのOEM納入も決めた。多彩な形で販路を広げている。
作業服など製造のジーベック(福山市)は、ユニホームアドバイザー兼イメージキャラクターに格闘家の角田信朗さん(45)を起用した。八月から秋冬用の商品として、新ブランド「KaKuDa」の作業服や安全シューズを売り出す。 同社の後藤昇社長が角田さんの知人である社員を通じ、昨年末に初めて角田さんと面会。「誠実で力強さがある。社が目指すイメージにぴったりだ」と初のイメージキャラクターへの起用を決めた。
角田さんは商品のアドバイスのほか、同社の作業服を着てテレビに出演し、展示会場などでPR活動もする。新ブランドは、商品に「KaKuDa」のマークと格闘技「K―1」をイメージしたボクシンググローブのイラストを入れている。
広島県東部の備後地区に集積する婦人服メーカー26社が合同で6月、販促展示会を開く。今秋冬向けの新作を全国の量販店や百貨店などに紹介し売り込む企画。国内で縫製を続ける備後アパレル産地の活性化につなげたい考えだ。
「BINGOレディースフェア」として6月5―9日の5日間、福山市新市町を中心に点在するアパレル各社の拠点を会場とする。第7回となる今回は、山和(福山市、田邉和憲社長)や山名繁治郎商店(同、山名作太社長)など過去最多の企業が参加する。
備後地区は主にミセス向けのブラウス、パンツ、ジャケットなど実用的な衣料を得意としている。最近では通信販売関係にも取引先が広がるなど、国産アパレル復活の兆しもあり、約400人の来場者を見込んでいる。
クラボウの3月期繊維事業は減収減益。デニム販売の落ち込みに加え、原糸・ニットの苦戦が響いた。羊毛も水面浮上はならなかった。海外子会社の健闘で1ケタ%台の減益にとどめた。日清紡の繊維事業は微増収で増益。綿100%形態安定シャツ「ノンケア」「日清紡ナノサイエンスシリーズ」、ユニフォーム、デニム、二次製品事業などが売り上げを伸ばした。子会社も順調だった。
ユニーは18日から帝人ファイバーとの共同企画のクール・ビズ対応商品「クールコレクション」を1都18県下のアピタ・ユニー128店舗で販売する。帝人ファイバーとしては量販店との取り組みは初めてのケースになる。
住宅地図発行のゼンリン(北九州市、原田康社長)は、調査員が夏に着用する新しい作業服を衣替えの6月1日から導入する。制服はこれまで秋から春の3シーズンあった。今度、夏にも採用するのは地図調査員の身分を明確にするのと、快適なユニフォームで調査効率を上げてもらうため。
ユニチカテキスタイルは、「2007年春夏ユニフォーム素材内見会」を東西で開催する。大阪会場は9日―11日、本社6階展示スペース。東京会場は16日―18日、繊維会館7階会議室。「PROFORM」を企画の基本コンセプトとして、プロのためのユニフォームを提案する。高品質、高機能、高感度な素材をオフィスウエア、サービスウエア、ワーキングウエアの3分野でアピールする。
今回の内見会では〈温断善繊/感冷善繊〉をテーマに、これからのユニフォームに求められる役割や方向性を見据え、・環境・・快適・・安全・・匠・4つのテーマで、当社の持つ紡績・製織・加工の総合技術を結集した特化素材を、ユニフォーム業界に販売展開いたします。
��―3月の衣類輸入が6294億8200万円で前年同期比17・0%増加したが、そのうち主力の中国は5038億8800万円で同18・9%増となり、衣類輸入に占めるシェアは前年同期の78・8%から80%に拡大した。
日本の繊維業界は成熟産業と言われる。昨年から人口が減少し、すでに繊維ファッション市場は縮小基調に入っている。しかし、業種の壁を越え、あるいは自社の特色を生かして業績を伸ばしている企業もある。今回は30~40代の次世代の4人の経営者に繊維ビジネスの魅力、国内外市場の展望など日本の繊維産業の未来について語ってもらった。