今年も空調服の新作が続々登場!今年のメインターゲットは?
今年は様々な状況への影響の中、ユニフォーム業界では工場入荷の遅れなど出てきてはいますが、夏向けユニフォームが発表されております。
その中で、昨年から普及している空調服で特徴的な製品がスタートします。
フルハーネス対応空調服の考え方が変わりつつある!?
昨年から出ていた工事現場向けの空調服。フルハーネス(墜落制止用器具)の着用義務化が進む中、着用の仕方が変わりつつあります。
フルハーネスを下に着るか・上に着るかそれぞれのメリット・デメリット
今までのフルハーネス対応空調服はフルハーネスを着用した上から空調服を着て、
背中に空いている出口にランヤードを通すという方法を取っていました。
通常の空調服の場合、空調服の上からランヤードを通すとベルトを締める関係上空気が通らなくなります。空気の通り道を作らなければ涼しくならないのでそのような方法をとっていたのです。
その中で気になる点として出ていたポイントは、
①現場で作業する際、フルハーネスを着用しているかどうかが分かりづらい
→フルハーネスの上から服を着る形になるので、外から見えるフルハーネスは背中から通ったランヤード・足部分に装着されるベルトになります。これだと少し見づらいですね。
②着脱が思ったより大変
→お昼休憩・業務時間内の打合せなど、フルハーネスを脱ぎたい場面は少なくありません。
背中のランヤードを取り外した後、空調服を脱ぎ、フルハーネスを外すという手間がかなりかかってしまいます。
この2点を解決できるアイテムが今年発表されました。
このベストの肩や背中などは空気の通る分厚い3Dメッシュによって作られています。
これを着用して空調服を着た場合、ちょうどベルトに3Dメッシュが当たり、結果空気の通り道が確保できる、という製品です。
※追記 アタックベース社様公式HPに実際に着て確かめてみた記事がございます。是非ご覧ください!
このようなインナーベストの他にも、
空調服の脇・背中部分に直接取り付け可能なインナーパッドが付いた空調服などが発表されました。
今回の記事は「フルハーネスの上から着用できる空調服」が新作として発表されたので、そのメリットを多めに書いておりますが、実はデメリットもあります。
フルハーネスの背中面が「X型」の場合、ちょうどファンとベルトが干渉してしまい、空気が通らなくなる
です。上記によっているような「Y型」であればファンとは干渉しない位置になるため、問題なく使用が可能になります。
フルハーネス非対応空調服に使った場合、ファンの落下防止が出来ておらず採用できない
インナーベストがあるから今まで着れなかった空調服の上からフルハーネスを着用できる、というわけではありません。
フルハーネス対応の空調服にはどんな形であれ、ファンの落下防止措置が施されております。非対応の製品には当然落下防止はされていないので、現場でNGとされる場合もあります。
それぞれ、現時点でのメリット・デメリットは存在します。
現時点でのインナーベスト・パッドも今後改善品が出てくることも考えられます。今後も注目です!
安研 空調服(EFウェア)特集ページはこちらです!是非ご覧ください♪
空調服を手軽に購入できる安研通販サイトがオープンしました!!
会員登録も不要ですので、お試しで購入するにはもってこいです。
ぜひご覧くださいね♪