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2006年12月25日月曜日

探見ユニフォーム文化 流通最前線を行く(18)

探見ユニフォーム文化 流通最前線を行く(18)(繊維ニュース)


業界挙げて人材の育成を

 ユニフォーム業界の最前線にいる販売店の現状を届けることを目的に、今年の夏から始まった本連載も今回で最終回となる。北海道から九州までのユニフォーム流通9社に業界の現状と課題を語ってもらった。

 彼らに「ユニフォーム流通の5年先は?」と同じ質問をぶつけたところ、ほぼ全員が「淘汰が進む」と口をそろえた。後継者不足に大型チェーン店との競合、価格競争にも終わりが見えない。たしかに、こうした答えが並ぶのも無理がないのかもしれない。

 ただ、本当にそうだろうか。少なくとも連載に登場した企業は、縮小する市場のなかで、厳しい局面を打開しようと様々な手を打っていた。


働く人のための、働くスタイルをご提案 “安研” のユニフォーム

2006年12月21日木曜日

産地5社「倉敷ブランド」でコラボ

産地5社「倉敷ブランド」でコラボ(繊維ニュース)


 岡山県倉敷市児島の産地企業5社が「倉敷ブランド」をアピールする。倉敷の匠、技術力を生かした商品を提案することで、産地企業の販路拡大を目指す。参加企業はオフィスウエア製造卸の神馬本店、織布染色の正織興業、ジーンズ製造卸のベティスミス、カジュアルのレッドリバー、作業服のヤマメン。


カタログから選ぶ “安研”の ユニフォームのご紹介

2006年12月20日水曜日

07春夏 紳士肌着 進化する紳士肌着

07春夏 紳士肌着 進化する紳士肌着(繊維ニュース)


 年々ファッション感度を高める紳士肌着売り場。綿100%、白物が当たり前だった紳士肌着は、素材、機能、デザインともに進化を遂げ、クールビズ(CB)やウォームビズ(WB)に伴うメンズファッションの活性化もあり転機を迎えている。レディースインナーやスポーツメーカーの参入が相次ぐなか、07春夏の紳士肌着市場はどう変わるのか。

クールビズ提案 多様に
 環境省による推進やマスコミの取り上げなどにより消費者の認知度が高まるクールビズ(CB)。長期的な紳士肌着各社のテーマでもあり、その提案は引き続き進められることになるが、ノーネクタイに対応したV首訴求で数字が伸びた05年に比べ、06年は競争が激化した。ネック訴求にとどまらず、素材や機能、アイテムによる切り口の多様化が一層求められる情勢となっている。


カタログから選ぶ “安研”の ユニフォームのご紹介

探見ユニフォーム文化 流通最前線を行く(17)

探見ユニフォーム文化 流通最前線を行く(17)(繊維ニュース)


ハミューレ(下)/「プロノ」という新業態を

ワークショップ光成からプロノへの業態転換を進めるハミューレ。ワークショップから転換を図り、プロノが目指す方向性とは。前回に引き続き、武居秀幸社長に語ってもらった。

     ◇

 東急ハンズや無印良品、ドン・キホーテなどは、扱う商品も多様にわたり、店の特徴を一言で説明することは難しいです。それでもお客から一定の共通したイメージをもたれています。プロノもワークショップではなく、プロの職人が使う商品がそろう店というひとつの新しい業態になれるように、努力していきたい。


カタログから選ぶ “安研”の 作業服のご紹介

2006年12月15日金曜日

探見ユニフォーム文化 流通最前線を行く(16)

探見ユニフォーム文化 流通最前線を行く(16)(繊維ニュース)


ハミューレ(上)/ワークショップからの脱却

 北海道で「プロノ」と「ワークショップ光成」を展開するハミューレ。全国からショップ関係者の視察が相次ぐ有名店だ。現在は光成から新業態プロノへの転換を進めている。固定客をつかみ、成長を続けてきた光成から、あえてプロノに挑戦する理由を、武居社長に聞いた。
 当社はもともと1975年に父親(武居篤・現会長)が設立したハミューレシューズという靴屋でした。その後、地域の需要に合わせて地下足袋や手袋なども置くようになり、82年にワークショップ光成を開きました。光成は20年かけて13店舗まで順調に拡大を続けました。


カタログから選ぶ “安研”の ユニフォームのご紹介

2006年12月8日金曜日

デサント「ルコック」ナースウエア進化

▼デサント「ルコック」ナースウエア進化(日本繊維新聞)


 デサントは、8日に千葉県・八千代市にオープンする東京女子医科大学八千代医療センターのスタッフのウエアやシューズ約5000点をトータルで提供する。


「ルコック」ナースウエアのノウハウを落とし込んだもので、医師や看護師向けのほか、手術衣、事務服まで手がけた。開発の際は、快適な勤務環境を目指し、現場スタッフとミーティングを繰り返した。


カタログから医療ユニフォームを選ぶ “安研”の 医療服のご紹介



ユニフォーム流通のいま(下)

ユニフォーム流通のいま(下)(繊維ニュース)


備蓄と企画に期待よせる

 ユニフォーム販売店にアパレルに期待することを聞くと企画力と備蓄力に集約される。とくに備蓄力はカタログ販売を基本とするユニフォーム業界ならではの特徴だ。ただ、最近はアパレルも商品の幅が広がり、以前のように在庫を多く積めなくなってきている。

 こうした現状に対し「カタログに載せる以上、簡単に欠品してはいけない」(イシイ)、「カタログの商品はいつでもあるようにしてほしい」(祥栄)と声が上がる。また「カジュアルのような生産サイクルになってきており、アパレルの備蓄力がなくなってきている」(いちのせ東岡山店)、「一度欠品すると次回まで時間がかかる。海外縫製を言い訳にされても困る」(大黒屋)という厳しい指摘もある。


こんなユニフォームが着たかった!“安研”の おすすめセレクト

合繊メーカー・ユニフォーム事業 サービス・白衣に攻勢

▼合繊メーカー・ユニフォーム事業 サービス・白衣に攻勢(日本繊維新聞)


合繊メーカー・ユニフォーム部門がサービスや白衣をターゲットとする素材開発、販売促進に力を入れている。



現場のニーズに合わせて開発した合繊ならではの機能素材をプロモートするとともに、OEM(相手先ブランドでの生産)による製品ビジネスにも踏み込み、販売増を目指そうとする機運が高まっている。



こんなユニフォームが着たかった!“安研”の おすすめセレクト

2006年12月4日月曜日

探見ユニフォーム文化 流通最前線を行く(15)

探見ユニフォーム文化 流通最前線を行く(15)(繊維ニュース)



サカエ福島産業/ワークウエアでもクールビズを

 ブログを活用してユニフォームの活性化や認知度向上を目指しているサカエ福島産業(札幌市白石区)の福島栄次社長。この取り組みを始めたきっかけや目的、会社の方向性などを聞いた。
     ◇
 当社は現在、札幌市を中心にユニフォームの法人向け販売を行っています。わたし自身は2年前に父親から会社を引き継ぎ、試行錯誤しながらシステムの構築や情報の共有化に務めてきました。
 そのなかで感じたことは、ユニフォーム業界はどちらかというとクローズな世界で、一般的にはあまり知られていない。もっとオープンにしてもいいのではないかと思いました。それが「10億円企業への道」というブログを始めたきっかけです。おかげで同業者だけでなく、異業種の方々など様々な人とつながりができました。


こんなユニフォームが着たかった!“安研”の おすすめセレクト

2006年12月1日金曜日

綿紡9月中間決算(中)

綿紡9月中間決算(中)(繊維ニュース)


繊維事業は営業減益に

 繊維事業は日東紡を除く全社が営業減益となった。その要因の一つが綿花やエネルギーコストの上昇。一方で、販売価格への転嫁は思うように進まなかった。
 クラボウの繊維事業はカジュアルや糸売りが伸びたことなどで19億円の増収。しかし、営業利益は10億円の減益となった。営業減益10億円は本体5億円、海外3億円、国内関連会社1億円のうちわけ。本体ではエネルギーコストで1億円、綿花で3億円、外部企業からの調達で6億円と10億円のコスト増となったが、販売価格への転嫁は5億円にとどまった。また、海外3億円の減益は好調が続いていたデニムに一服感が生じたことなどによる。
 日清紡はシャツ素材、米国向け輸出、ユニフォームなどが堅調に推移し、乾式紡糸から撤退した「モビロン」などでの減収をカバー。繊維事業全体では微減収にとどなったが、営業利益は2億円の減益となった。国内設備再編に伴うコスト増のほか、綿花やエネルギーコスト高などが影響した。


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