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2014年10月17日金曜日

東レの環境に優しいユニフォーム素材♪

2014年10月16日~17日にかけて「2014年 東レユニフォーム総合展」が東レ本社25階の大会議室で開催されました。

展示されていた商品は、熱中症対策へ高通気+シャリ感のいい「シャミラン3D」、高視認性安全衣(SO20471: 2013対応)向けの「ブリアンスター」 、難燃繊維や防塵性と通気性を兼ね備えた高通気性化学防護服などが展示されていました。

その中で気になったのが「エコディアPET
エコディアPET

砂糖などに使用されたサトウキビの搾りかすを原材料にした植物由来のポリエステル繊維です。
現状では 植物度約30%程らしいですが、PETボトルの再生繊維も出だしの頃と同等なような気がします。いずれは植物度100%のポリエステルが出来るのではないでしょうか。(原材料の供給が足りるのか?という疑問はあるのですが…)

高視認安全にも白衣にも対応エコディアPET


グリーン購入法の植物由来の非生分解性プラスチック製品基準の「BIO-PET(バイオペット)基準」に適合している「エコディアPET」 は、あらゆるユニフォームに対応しています。


制服の素材見直しの時には環境に優しい「エコディアPET」を是非検討してもてください!♪

2014年9月18日木曜日

カープ!カープ!広島カープ!セフティスニーカー

おおっ!!
広島東洋カープ公認 の広島カープセフティスニーカーです!!

広島カープセフティシューズ


広島カープセフティシューズ
製造元は広島本社、安全靴の老舗株式会社ノサックス

カープ女子も安心!サイズが22.5cmからあります♪

サイズ:22.5~27.5・28.0・29.0・30.0cm
ウィズ:EEE
材質:甲革・人工皮革 表底・ラバー+EVA 先芯・樹脂
重量:750g(25.5cm)*両足での重さです。
金額:8,300円(税別)

JSAAのA種なので普通作業用として使用できます。



広島東洋カープセフティスニーカーのお問合せはこちらまで♪→info@anken.co.jp

2014年8月19日火曜日

制服・作業服のグリーン購入法基本方針について

安研のHPの見直しをしているのですが、制服・作業服のグリーン購入法基本方針の基準がずい分変わっていました。

判断基準を以前と比較してみましょう

旧)
使用される繊維(天然繊維および化学繊維)のうち、ポリエステル繊維を使用した製品については、再生PET樹脂(PETボトルまたは繊維製品などを原料として再生利用されるもの)から得られるポリエステルが、製品全体重量比で10%以上使用されていること。

新)

①使用される繊維(天然繊維及び化学繊維)のうち、ポリエステル繊維を使用した製品については、次のいずれかの要件を満たすこと。
ア.再生PET樹脂から得られるポリエステル繊維が、裏生地を除く繊維部分全体重量比で25%以上使用されていること。ただし、裏生地を除く繊維部分全体重量に占めるポリエステル繊維重量が50%未満の場合は、再生PET樹脂から得られるポリエステル繊維が、繊維部分全体重量比で10%以上、かつ、裏生地を除くポリエステル繊維重量比で50%以上使用されていること。
イ.再生PET樹脂から得られるポリエステル繊維が、繊維部分全体重量比で10%以上使用されていること、かつ、製品使用後に回収及び再使用又は再生利用のためのシステムがあること。

②使用される繊維(天然繊維及び化学繊維)のうち、植物を原料とする合成繊維を使用した製品については、次のいずれかの要件を満たすこと。

ア.植物を原料とする生分解性の合成繊維であって環境負荷低減効果が確認されたものが、繊維部分全体重量比で25%以上使用されていること、かつ、製品使用後に回収及び再使用又は再生利用のためのシステムがあること。

イ.植物を原料とする非生分解性の合成繊維であって環境負荷低減効果が確認されたものが、繊維部分全体重量比で25%以上使用されていること
ウ.植物を原料とする非生分解性の合成繊維であって環境負荷低減効果が確認されたものが、繊維部分全体重量比で10%以上使用されていること、かつ、製品使用後に回収及び再使用又は再生利用のためのシステムがあること。




旧)はシンプルで分りやすいです。このままでよかったような気もしますが最新版は…
①のアは非常に分りづらいです。製品に使われている裏生地を除くポリエステルの総量に対する再生PET樹脂の重量比で基準があるみたいですが、製品に対して裏生地を除いてポリエステル繊維を重量比で50%使っているかどうかで基準がかわるみたいです。う~ん…

①のイは シンプルで旧基準に制服のリサイクルシステムがあればOKっていうことでしょう。

②は竹とかサトウキビ由来の繊維を使用しましょうっていうことだと思いますが、制服・作業服では使用頻度が非常に少ないのであまり考えなくてよさそうです。

制服・作業服でグリーン購入法を考えると、現実的な選択肢は①に限られると思います。カタログやオリジナルにかかわらず①のアはエコマークの認定されている商品で検討すればまず大丈夫だと思います。①のイは色々な回収システムがありますので(例:環境生活文化機構の環境保全に配慮したユニホームのリサイクルシステム提供事業)それらと組み合わせることにより選択肢がかなり広がると思います。

グリーン購入法での制服・作業服の購入を考えるのであれば「①のイ」の条件で選ぶのが選択肢が多くていいような気がします。

2014年3月17日月曜日

ISO20471高視認安全作業着について

2013年3月に高視認安全作業着のISO20471の要求事項が発行され、日本でも高視認安全作業着の規格ができたことになり、ますます高視認安全作業着の注目度が高まっていると思われます。

2014年作業着の春夏の新作展示会でも高視認安全作業着がズラリ♪♪

2014新作高視認安全作業着

ISO20471で認定されて良かった点
1)上下の組み合わせでCLASSアップ可能!
EN471ではツナギ服でしかクリアしそうになかったCLASS1がブルゾン+パンツで可能になったので、作業着の選択肢がグッと増えました。

2)ポロシャツでも高視認安全作業着が認定されるようになった!
暑い夏の作業時に、安全ベストを着用しなくても視認性がUPして更に動きやすいポロシャツがISO20471と認定されるようになりました。
海外の写真を見ていると素肌に安全ベストを着てたりしていたのですが(笑)、日本ではなかなかと思っていたので半袖ポロシャツの高視認安全対応はいいことだと思います。


ISO20471で認定されて良くなかった点
1)認定される為の検査項目が多すぎて検査費用がかかりすぎる!
なかには日本に1台しかない機械でしかできない項目もあるらしいです。
目的と基準の一致がなかなか難しいのでしょう…

2)基準サイズが対象デザインの最小サイズになってしまった…
世界基準の為、アジア圏の人の最小サイズだと規格に通らない商品がでてくと思われます。
その為、Sサイズをサイズ展開しない可能性があり男女共用ではラインナップが揃わない可能性がでてきてしまいました…


良い点、良くない点がありますが、良くない点は今後規格をJISでも考えていくとのことなので解消されると思います。

作業者の安全を確保するための高視認性安全作業着なので、路上等移動する車両の近くでの夜間作業があるようでしたら、積極的に着用していただきたいと思います。

また、安研のHP上の「夜間作業は安全第一の作業服で!」 も是非ご覧ください♪♪
2014年春夏の新作も掲載していく予定です!

過去の高視認安全作業着のブログはこちら↓

2013年2月18日:高視認性安全作業服について

2009年11月19日:EN471対応の作業服


2014年6月12日追記

JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 小栗 七生)がISO20471規格に準拠した制服にデザイン変更したみたいです。詳しくはこちら→http://www.jaf.or.jp/profile/news/file/2014_10.htm