夜間に作業する人の視認性を高めて、作業時の危険を回避できるように反射材やベースの蛍光生地を使うことによって視認性を高めた作業服があります。(外国の映画等でよく見かけワーキングウエアですね。)
日本でも21年度内に高視認性安全作業服に関する規格ができるともいわれていますが、現状では判断材料としてはヨーロッパの「EN471」かアメリカの「ANSI107」の規格を参考にすることになります。
EN471のほうがより厳格で基準としては
*クラス1:規定生地0.14m2以上で反射材0.1m2以上または規定生地と反射材の合計が0.2m2以上
*クラス2:規定生地0.5m2以上で反射材0.13m2以上
*クラス3:規定生地0.8m2以上で反射材0.2m2以上
*色:蛍光イエロー・蛍光オレンジ・蛍光レッド 他の色は不可
*再帰反射材:再帰反射基準を満たすもので、試験は擦り傷・摩擦・降雨の影響・折り曲げ・温度変化など様々な条件をクリアするものとする。
になります。
下の写真はゴアテックスのEN471対応の防寒着です。
クラス2基準の安全ベストなどが日本でも販売されてますので、夜間作業時の安全対策としていかがでしょうか?
追記:上記で21年度内に高視認性安全作業服に関する規格ができるともいわれていますが、2012年8月20日現在でも規格は出来ていません。今秋にはISOの規格ができるといわれていますがまだハッキリとしたことが確定していません。
分り次第このブログで記事にしたいと思います。
2013年2月18日に「高視認性安全作業服について」で情報を更新しました。
2014年3月17日に「ISO20471高視認安全作業着について」で情報を更新しました。ISO規格の高視認性安全服の要求事項が正式に発行されました。
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