火を防ぐといっても火の強さはいろいろあります。
①サンダーで金属を切断する際に出てくる火花
②アーク溶接などで発生する火花
③鋳造業での解けた金属
④火災の現場で発生する炎
大まかではありますが、①が弱く④になるにつれ強くなっていくイメージで見てください。
調理の際に扱う炎などは省いてます。
このうち、弊社で対応できるのは①~③です。
① → 生地構成が綿100%でできている作業着で十分対応可です。
特殊な防炎加工を施される(ブレバノ加工)作業着は不要です。
〇ここからが本題のJIS規格です。
・JIS規格、JIST8128、JIST8129が2018年4月25日に発行されました。
・ISO(国際規格)として、ISO11611は2007年にISO11612は1998年に、作業者の身体防護を目的に発行されていたが、JISでは未整備であったために、今回対応国際規格と整合性を考慮したJISが発行されたものです。
② → ・JIST8129:2018はISO11612:2015を元に作成され、製鉄所、鉄工所などの作業者の身体を、熱及び火炎から防護する目的です。(熱源は火炎・放射熱・対流熱・接触熱など)
耐熱耐炎防護服
耐熱耐炎防護服
③ → ・JIST8128:2018はISO11611:2015を元に作成され、溶接及び関連作業者の身体を、スパッタ(溶融金属の小飛まつ)、火炎との短時間ばく露、溶接用電気アークからの防護を目的としている規格です。
溶接溶断防護服
溶接溶断防護服
②と③のJIS規格を取得した作業着が旭蝶繊維社の
350シリーズです。
綿100%の生地に難燃加工を施しており、鋳造業・溶接業にオススメです!
詳しくは下記URLで紹介しておりますのでご参考ください。
難燃作業着 業界初のJIS規格対応!
難燃作業着350シリーズ一番気になるところは
「すでに存在している難燃作業着とどの程度スペックが違うのか」
という点だと思います。
実はスペックとしてはそこまで変わりはありません。(もちろん通常の綿100%だけの作業着よりはずっと防炎性能は優れています)
JIS規格の審査を通しているかの違いになります。
詳しくはこちらまでご連絡ください。
→info@anken.co.jp