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2023年12月8日金曜日

売れ残り衣料品の廃棄禁止 EU大筋合意




売れ残り衣料品の廃棄禁止をEU大筋合意、ユニクロなどファストファッション業界に影響


EU(欧州連合)の主要機関は12月5日、売れ残りの服や靴などの廃棄を禁じる法案に大筋合意をしました。

今アパレル業界ではファストファッションの大量に生産し、
安価な値段に市場に提供するビジネススタイルが普及してきています。

様々なデザイン・カラーのファッションを身近に楽しめる大きなメリットではありますが、
大量生産が故のローコストという点もあり、売れ残りが廃棄されるリスクもはらんでいます。

この新しい法案は売れ残った衣料品の廃棄を禁止し、メーカー側に「必要以上に大量につくる」ことを抑制、
ユーザー側には不要になったり着られなくなったりした衣料品を修理・リサイクルして永く活用することを奨励するシステムです。

この法案は承認されてから2年後に施行されるとのことです。中規模企業は6年間免除され、中小零細企業には適用されません。


一般アパレルと同じように企業用衣服も廃棄などの資源問題には目を向けなければ行けない時がやってきそうです。


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