このブログを検索

2009年10月9日金曜日

作業服の素材について

今回は作業着の素材について簡単に説明をしたいと思います。

作業服でよく使う素材は、綿とポリエステルがほとんどです。特徴を箇条書きにすると
*綿
着心地がいい
吸汗性がある→乾きにくい
色が落ちやすい
シワになりやすい
縮みやすい

*ポリエステル
吸汗性がない→乾きやすい
発色がいい
シワになりにくい
縮みにくい
火に弱い

等の特性があります。ほとんどの作業服が綿とポリエステルの混紡なので、混率の割合で上記特性の組み合わせになります。但し、火を使う現場ではポリエステルは溶けてやけどがひどくなるので、難燃性の素材でなければ綿100%のものがいいです。

最近は、糸のつむぎ方や加工、生地への加工によりマイナス特性をプラスにしてる素材もありますが、作業服選定の時、素材を検討する場合は基本は上記をベースに考えてもらうといいです。

追記:最近はポリエステルにも吸汗性をもたせた糸ができポロシャツやカットソーにも使われるようになりました。
運送業や倉庫業を中心に夏の作業服としてポリエステル100%のポロシャツを着用するところが増えてきています。

0 件のコメント:

コメントを投稿