クラボウは、今期から生分解性ポリエステル綿混素材「バイオネイチャー」や、生分解ポリエステル・ウール混紡素材を学生服用途で本格投入する。バイオネイチャーは米デュポンの生分解性ポリエステルを混紡することで、土中の微生物の働きで水と二酸化炭素に分解される。主に制服シャツや学販スポーツ用途で展開する。
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クラボウは、今期から生分解性ポリエステル綿混素材「バイオネイチャー」や、生分解ポリエステル・ウール混紡素材を学生服用途で本格投入する。バイオネイチャーは米デュポンの生分解性ポリエステルを混紡することで、土中の微生物の働きで水と二酸化炭素に分解される。主に制服シャツや学販スポーツ用途で展開する。
九州ワーク(上)/世代交代と独自の強みを
造船と国防の町として知られる長崎県佐世保市。明治以降、海軍の鎮守府が置かれ、海上防衛の重要地域として発展した。九州ワークは38年前に佐世保で創業し、現在は福岡や佐賀の3県下に7店舗を構える。社長を務める納所佳民社長に話を聞いた。
長崎県の景気もバブルが終わって、数年ぐらいしてから悪くなってきました。好調と言われる造船業も決していいとは感じません。景気回復といっても大企業中心で、私たちのお客様である中小企業はまだ厳しい状況が続いています。
ユニフォーム流通も、今後5年、10年で淘汰が進むと思います。生き残るためには、世代交代ができるかということ、他社にない何かプラスアルファの強みがあるかどうかでしょう。
当社はもともと、製造業向けの作業服を得意としていましたが、02年に白衣事業を買収したこともあり、いまでは病院や飲食店など、販売先も多様になってきました。
「ニーズ」をチャンスにく絶好機
「前回の担当者から『そんなに忙しくないよ』と言われて来たが、次々と客が訪れ大変だった」と言うのは食品工場白衣を展示したサンエス。3日までに200枚以上の名刺が集まり、「目の前の対応に追われ、話を聞けずじまいのお客さんもたくさんいた」と話す。
ブースに置いていた販促物のマスクやカタログもいつの間にかほとんどがなくなった。しかし、これまでの経験から「接客したお客さんよりも、知らないうちにカタログだけ持って帰った人からの問い合わせが多い」と期待を寄せる。
「展示会を開いても業界内の人しかこない。エンドユーザーに自分たちのことを知ってもらい、彼らの声が聞ける重要な機会」と出展のメリットを語るのは飲食店向けウエアを提案したボンユニ大阪。前回のフードテックをきっかけにビジネスに結びついたケースもあったが、それ以外の価値も大きいと分析する。
消費者の声聞く絶好機
食品産業総合展「フードテック2006・ジャパンフード2006」は13~16日の4日間で4万人弱の来場があり、盛況のうちに終了した。
前回から「フードユニフォームコーナー」を設けられ、ユニフォーム企業が飲食店向けのウエアや食品工場白衣などを出展した。普段は代理店を通して販売する企業にとって、新規開拓とエンドユーザーの声が聞ける絶好の機会となった。
「食品白衣といっても職場環境は様々。消費者の生の声を聞きたい」と話していたサンアローの加藤愼治大阪支店長。接触冷感素材「アクアクール」(クラボウ)使いのウエアの袖を展示し、実際に着心地を比べてもらっていたが、ある訪問客に「冷凍倉庫など、寒い職場環境に適した暖かい白衣はないか」と質問があったという。加藤支店長は「多様な意見を商品企画に生かしたい。今後は訪問客の営業フォローで忙しくなりそう」と手応えを感じている。
エイワユニフォーム(下)/変化する市場への新戦略
前回に引き続き、滋賀県に地盤を置くエイワユニフォームの須佐見廣常務に今後のユニフォーム販売店のあり方を聞く。
06年8月期決算は微増収大幅増益を果たしました。大型物件よりも、地場の中小口物件の積み重ねが貢献しました。地域密着の戦略が功を奏したと思っています。商材別の売上構成比は作業服関係が6割、白衣を含むサービス関係が4割です。
ショップはフランチャイズの1店を含む5店舗を展開しており、納入の営業拠点でもあります。納入とショップの売り上げ構成比は8対2です。
当社のお客様は飲食やパーラーなどのサービス業と製造業が中心ですが、バブル崩壊後はそれぞれの市場環境が大きく変わりました。飲食業は、大手外食チェーン店が増えました。彼らの制服は東京で一括採用します。一方、これまで我々が納めていた個人経営の飲食店が、チェーン店に押され廃業に追い込まれています。