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2006年8月25日金曜日

繊維貿易トレンド(7)

繊維貿易トレンド(7)(繊維ニュース)

欧州向け量拡大も金額減
 「輸出拡大」。日本の繊維素材業界が取り組む課題の一つだ。しかし、日本繊維輸出組合がまとめた2002年以降の織物輸出量は毎年減少傾向が続く。ポリエステル長繊維、綿の主要品種は落ち込みが大きく、05年実績は02年に比べそれぞれ2割強、1割弱落ち込んだ。06年1~6月でみると、ポリエステル長繊維が横ばい、綿は3%減となっている
 中国でのインターテキスタイル上海、欧州では仏プルミエール・ヴィジョンなどへ出展し、中国、欧州市場を攻める日本企業。では、その戦略が実際の数字に表れているのかどうか。
 1~6月でみると、中国向けは数量で2%増となったが、加工貿易も含むため一概には言いにくい。一方、EU向けは分かりやすい。1%増とほぼ横ばいにとどまったのは、これまでの成果なのかもしれない。


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