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2006年7月10日月曜日

在宅・訪問介護、車いす利用者に対応する介護用冷房スーツを発売-ユニバーサルテクノロジーズ、「カーナピュア」-

在宅・訪問介護、車いす利用者に対応する介護用冷房スーツを発売(「ふくしチャンネル」-福祉と介護の総合サイト-)

 株式会社ユニバーサルテクノロジーズは、介護する人々の身体的負担を軽減させるために開発された業界初(特許取得済)の介護作業用冷房機能付インナーウエア「カーナピュア」の発売を開始した。


“安研”の介護ユニフォームはこちら

 高齢者福祉施設、身障者施設、訪問、在宅における入浴介助作業をはじめとする介護作業は、高温環境や腰痛により介護者の肉体的負担が極めて大きく、問題となりつつある。また、車いすの利用者においては夏場の背もたれ部分の蒸れが問題視されており、簡単に冷房できるものが要望されていた。以前から体温上昇を抑制する冷却着衣は商品化されていたが、重量が大きい、高価格、使用前に冷凍庫で低温チャージが必要であり使いにくい、保冷剤が固く使い心地が悪いなど、様々な課題が残っていたままだった。
 そこで同社は、独自の技術をベースに専門企業との技術コラボレーションを実施し、冷凍庫を必要とせずに常温以下で低温チャージが可能な冷房パッケージを開発、特殊断熱構造の採用で軽量化を実現した。今回発売された「カーナピュア」は、冷房パッケージを背中と脇の下部分に装着することで体感温度を下げ、作業の身体的負担を軽減することができる。
 「カーナピュア」は薄手の伸縮メッシュ素材で構成し、独自の冷房パッケージを25℃以下で低温チャージした後、背中と脇の下近傍に最大数5個まで装着することにより、冷房パッケージの材料の融解潜熱作用による吸熱効果で冷房感が得られる。作業服や各種ユニフォームの内側に簡単に着ることができる。
 冷房パッケージは、凝固してもカチコチにならないフィット感と冷えすぎのない冷房感や、総重量550~720gの軽量化を実現(パッケージ最大数5個装着の場合)した。また、腰痛予防サポータを一体にしたモデルも用意した。

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