このブログを検索

2006年9月1日金曜日

いざ07春夏へ 産地テキスタイル(3)

いざ07春夏へ 産地テキスタイル(3)(繊維ニュース)

遠州(中)/納期戦争、回避不可能に
 遠州(浜松)産地は綿産地であることから、春夏物が主体の産地である。なかでも、薄地テキスタイルの開発に力を注いできた経緯がある。しかし、ここ数シーズンは中肉素材へのシフトが進んでいる。シャツ、ブラウス、ワンピースなどの薄地トップス素材が海外品に席けんされてきたことも、中肉素材への移行を加速させる要因となった。また、カジュアルファッショントレンドが続いたことも影響した。質の良い中肉素材と染色の特殊加工技術が融合されることによって、ボトム素材の開発が進んだ。

 時流やトレンドに沿ったテキスタイル生産とは、素材(糸)、織り(規格・組織)、加工(染色)の調和によるモノ作りだ。「さすがに浜松」とは、テキスタイル商談の現場でよく耳にする言葉でもある。しかしいま、07春夏テキスタイル生産で従来のようにスムーズな生産活動ができるかどうかが、非常に不安視されている。ネックは染色加工工程だ。



“安研”でオリジナルユニフォームがつくれるってご存知ですか?


0 件のコメント:

コメントを投稿