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2006年9月19日火曜日

攻防新価格 原油高で変わるか(6)

▼攻防新価格 原油高で変わるか(6)(繊維ニュース)

ユニフォーム/生地値上げ交渉 本格化
 企業ユニフォームや学生服は、一度購入すると、更新するまで同一価格で何年も着用し続ける。そのため、ユニフォーム業界で既存商品の値上げは難しいとされてきた。
 しかし、今回の素材メーカーの値上げに対し、アパレルからは「受け入れも仕方なし」というムードも漂う。ある素材メーカーの担当者は「この3カ月間で値上げする理由や背景を伝えてきた。最初は反発していたアパレルにも変化がみられる」とする。盆明け以降、具体的な値上げ幅などを提示するメーカーも出てきており、交渉はいよいよ本格化しそうだ。
 作業服業界では、今秋冬のカタログから一部の製品価格を改定し、値上げに踏み切るところが現れた。生地値だけでなく、副資材、縫製工賃などあらゆるコストが上がっているためだ。あるアパレルの首脳は「すべてのコストアップ分を販売店に転嫁することはできない。少しでも協力してもらえるようにしたい」と話す。今後、素材メーカーとの交渉がまとまれば、来春夏以降も価格改定の動きが強まるかもしれない。



“安研”のカタログから選ぶユニフォーム

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